PCを買い替えた。自己満したいので書いていく。
前回は2019年夏頃に替えたので大体5年ちょいといったところ。
構成は大体こんな感じ。メーカーや型番は忘れてるのも多い。
- CPU: Ryzen 7 3700X
- マザーボード: X570
- メモリ : DDR4-3200 32GB
- GPU: Nvidia Geforce RTX2060 SUPER
- ストレージ M.2 PCI-E Gen.4 SSD 500GB
- 電源: 750W 80PLUS Platinum
当時も結構奮発した方ではあるけど、やっぱりGPUは妥協した感が否めない構成だと思う。
ストレージも少な目だけど、さらにその前の自作機から引き継いだHDDやらSSDやらを積むのでケチった。
(5年も使うとまぁまぁ足りない感はある)
最新のゲームを遊ぶにはGPUがちょっと物足りないけど、CPUやメモリはまだ十分現役なスペックだし、
体感も全然サクサクなので、グラボだけ替えるのでもいいかなーと思っていた。
しかし、両親が使う実家のPC(私のおさがり)が軒並みWindows10で、
どれも結構頑張らないとWindows11にはできなさそうだった。
Windows10は今年の10月でサポートが切れてしまうので、
じゃあまたこれをおさがりであげて、私が新しいのを組めばいいじゃない、ということで。
両親は無料でPCが替わるし、私はまだ全然使えるけど買い替える口実ができるし、
自分の財布から出ていく金額を気にしなければどっちもハッピーというものだ。
前回はパーツを全部自分で選んだフルオーダーだったが、今回はBTOのカスタマイズにした。
本当は自分で組み立てようかと思っていたが、いかんせんグラボが買えない。
抽選販売も申し込んだが外れたり、毎回いろいろ入力させられたりと面倒だった。
BTOショップで最初から組み込まれているのなら買えたので、もういいやってことで今回はBTOにした。
なので、パーツが全部自分好みというわけではないが、手に入らないのでしょうがない。
今回の構成はこうなった。
- CPU: Ryzen 7 9800X 3D
- マザーボード: X870
- メモリ : DDR5-5600 64GB
- GPU: Nvidia Geforce RTX5070 Ti
- ストレージ M.2 PCI-E Gen.5 SSD 2TB
- 電源: 1000W 80PLUS Gold
せっかく新しくするのに前と同じだとなーってことで、
また5年後もサクサクであるように全部スペック上げよう、ってしたらこうなってしまった。
なお、値段について気にしてはいけない。
家に居るときは起きてから寝るまでは点いているので、
そのレベルで使うものをケチってもいいことはないのだ。
CPUは正直3700Xでまったく不満がなかったので、9700Xでも良い気がしていたが、折角なので話題の9800X 3Dにした。
メモリは盛れば盛るほどよいとされるけど、正直32でもまだ十分だとは思う。
電源がGoldになっているがそこはあんまり気にしていない。
GPUがまぁ今回の目当てである。
どうしてもVRAMが16GB欲しかったので5070Tiになった。正直コスパはまったく良くない。
VRAMだけ気にするなら5060Tiの16GBモデルでいいんじゃないかな。
60番台だと5年後満足できるか怪しいので70Tiにしたけど。
4070TiSが安いときに買っておいたほうが良かったと思うが、まぁもういろいろとしょーがないのだ。
PS5は買わずに非任天堂のゲームはPCに集約しようという気持ちになっているので、ある程度余裕はほしい。
ストレージについては、近年何でもかんでも容量でかくなりがちなので多めにした。
SSDは容量空いてたほうがいいと聞くし。
最近の重量級のゲームが100GB近く持っていくこともあるので、
今回は別途ゲームとかのアプリ用のストレージもM.2で用意している。
BTOなら配線きれいだし、追加のパーツ入れるだけだし、楽ちん楽ちん、とか思っていたら、
追加用のM.2 SSDはグラボを外さないと入れられなかったので、結局結構面倒だった。
中を開けて驚いたのが、最近のマザーボードはPCIeスロットもSATAのコネクタ数も随分と少ない。
代わりにM.2スロットは4つもあって、時代だなぁと思った。
最近のデカグラボの占有率がすごいので、PCIeスロットいくつもあっても埋まっちゃうでしょっていうもあるんだと思う。
SATAコネクタもM.2があればいらないかもだけど、HDD2台を繋いだらもう全て埋まってしまったので、
SATAのSSDとかは外付けとかで繋ぐしかなくなった。
HGSTのHDDがずーっと壊れないのでもう3回目の乗せ換えである。未だに悪くなる気配もない。
あと、前回の2060SにはUSB Type-Cの出力がついていたので、
ディスプレイもType-C対応のやつにして、ディスプレイのUSB Type-A端子から諸々に繋いでいた。
なんて便利なのかしら!って思っていたが、
今回の5070Ti、というか最近のグラボにはType-Cの出力なんてものは付いていない。
なぜこんなに便利なのに流行らないんだ…?
デイジーチェーン、使えたら使えたで便利だと思うんだけどなぁ。
困ったと思っていたらマザボの方のType-C端子にDPの文字がついていたので事無きを得た。
最近のRyzenは内臓GPUも付いているのね…。
ということで、画面1枚はGeforce、もう1枚はRadeon(一応)で出力されている謎の構成になった。
特に問題なく使えている。
全体的に満足はしているのだが、悪くなった点もあって、前のPCよりうるさくなった。
前回はフルオーダーだったので、ケースも当時では比較的新しめのやつにしていたし、
空冷ながらファンはNoctuaとかにしてたので、大変静かで満足だった。
今回のケースは前回のケースの一世代前のケースで(なんと5年も経ったのに!)、
天板がメッシュなのもあってか、前回よりファンの音が大きい。
今回は水冷なので、バリバリ使っても前回並みに静かだといいなぁ、と思っていたが、
全然そんなことはなかった。
だからと言って、めちゃくちゃうるさいわけでもないので誤差ではあるし、エアフロー自体はまぁいいんだろう。
あとは、世代が戻ったことで、フロントのUSB-C端子がなくなったとか、細かい不満もあるが、
これは買う前から判っていたことではあるのでしょうがない。
余談として、初期設定周りでハマった部分を備忘録的に書いておくが、
ASUSのマザボのドライバ系のダウンロードページはちょっとわかりづらかった。
各カテゴリの最新の1件だけが表示されていているのだが、
複数インストールする必要があるカテゴリは、展開してそれぞれ最新のドライバーを目視で見つけないといけない。
これのおかげでBluethoothを使えるようにするまでに随分と時間がかかってしまった。