時の垣間

2012年6月10日

今日は時の記念日ということでCHRONO CROSSとか聴いてみたりですね。
なんか見たりするとどうやら日本で初めての時計が鐘を鳴らした日だとか。

めぐるめぐるーかぜー。
時の旅人懐かしい。まがいなりに合唱をしたりしていた中学時代ですが、
大地を讃頌した時にガイアが俺にもっと輝けと囁いていたりはしたかもしれませんが、残念ながら時の旅人は歌いませんでした。
母なる大地よああ。

「遠い記憶」って曲が一番楽しかったかなぁ。難しかったけど。 とか書いてるうちに6月10日終わってしまいました。まぁいいさ。投稿時間操作するもんね!

というわけで僕もまたひとつ歳を重ねてしまいました。

合唱の話をしたのでまた中学の話ですが、中学卒業前に未来の自分に宛ててお手紙を書く的な事がありました。
人によってはかなり恥ずかしいことが書いてあったりなかったりで、開封の儀の際は中々にオモシロかったようですが、
僕の場合その手紙を書くにあたって、

「そうだこの手紙が届くまでこの手紙に書いた内容を忘れずに生きていこう」

的なことを思いつきまして。今考えれば中二病が脇道に逸れたようなものだと思うのですが(いやむしろ王道なのでしょうか)、
当時はそれが非常に格好良く誇らしく思えましたのです。

それで、まぁもう結構前ですが、それが実際に届いて、大体の内容を覚えたまま読みました。
確かにこれは僕が書いたものではあるが、同時に僕が書いたとはとても思えないような、すごく奇妙な感じでした。

書いた内容は覚えていたけれども書いた時の気持ちまでは憶えていられなかったわけですね。
それはまぁ成長した(というか変化した)証でもあるのだろうけれど。当時はあまり周りが見えていなかったというか、見ようとしていなかったというか。

今じゃ周りを気にしてばっかりなのにね。

ただ書いてある事の中には今とほとんど変わらないようなこともありました。

自分が気にしている程他人は見ていません。

とか書いてあるよ。ふふふ。

でも当時の僕と今の僕ではその言葉が意味する所は違う。それが凄く面白い。
昔の僕は周りを見ていないで、他人も僕を見ていないと言う。
今の僕は周りを気にしてばっかりだけど、他人は僕を見ていないと言う。

上手くいかないものですなー。もっとこう、状況に応じて使い分けていけるのが、賢い大人なんですかね。
周りを見すぎても駄目。周りを見ないのも駄目。

ああ今の僕は自分を見ていないのかもなぁ、とそんなことを思いました。

自分を見て他人を見て、他人に自分を見てもらって。これから1年はそんな感じで生きていきたいです。